SSブログ

平成23年度・群馬県(数学)高校入試問題 [平成23年度(2011年)・数学]

平成23年度・群馬県(数学)高校入試問題のダウンロードはこちらから
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/index.html

■■まとめ■■
例年通りの形式です。[4]のグラフをかく問題,[5]の相似を見つける問題がちょっと難しかったかもしれません。差がつく問題になったことでしょう。

■■解説■■
クリックすると大きくなります。参考にしてください。
11gunma_suu01.JPG
11gunma_suu02.JPG
11gunma_suu03.JPG
11gunma_suu04.JPG

■■ポイント■■
[1]計算問題
計算問題はぜひ完答してほしい問題である。

[2]小問集合
(1)五角形の内角の和:五角形は三角形が3枚あると考えて,540°
(2)一番上の列と一番左の列を比べて,a-3+4=a+3+b。これよりb=-2
 斜めの列と一番上の列を見比べて,4+1-2=4-3+a これよりa=2
(3)2x2y-10xy-12yはまず2yが共通因数だから,=2y(x2-5y-6)=2y(x-6)(x+1)
(4)①yをxの式で表すと,y=ax2となり,(2,6)を代入すると,6=4a。よって,a=3/2。
②2秒後から4秒後まででは,2秒の時は6mの位置に,4秒の時は24mの位置にいるから,18m
(5)この問題は組み合わせの考え方を使う。全部の場合の数は6つの玉から2つの玉をとる
 組み合わせなので,(6×5)÷(2×1)=15通り。このうち,色が同じ場合は,
 赤2個:(3×2)÷(2×1)=3通り,白2個:(2×1)÷(2×1)=1通りあるから,全部で4通り。
 よって異なる場合の確率は,11/15
(6)①中心を求める。
 ②中心から直線lに向かって垂線を引く。
 ③中心l上(右側)に新しい円の中心を取る。このような手順で作図する。

[3]連立方程式の問題
(1)ルールに従って,式を作ると,x回勝って,y回負けたので,引き分けは20-x-y回
(2)x回勝って,y回負けて,20-x-y回引き分けたので,2x-y+(20-x-y)=20+x-2y
(3)BはAと逆のことが起こるので,2y-x+(20-x-y)=20+y-2xとなるので,
 { 20+x-2y=17 →これを解くと x=7,y=5
  20+y-2x=11

[4]条件のついた関数の問題。サービス券Bの意味をとらえてグラフが書ければよい。
(1)サービス券Bはいつでも15%引いてくれるので,y=85x/100=17x/20
(2)1500円になると300円引いてくれて,3000円になるとさらに300円引いてくれる。
 1500≦x<3000のときは,y=x-300…①
 3000≦x<4500のときは,y=x-600…②
(3)サービス券A,Bで同額となる場合は,(1)の式と(2)の①や②の式が等しくなる時だから,
  x-300=17x/20→x=2000。
  x-600=17x/20→x=4000。よって2000円と4000円

[5]平面図形の相似の問題。最後が私立校入試の問題のようである。
(1)△AEHと△BECにおいて,
 ∠AEH=∠BEC=90°…①
 △AEBで∠A=45°,∠AEBは90°だから△AEBは直角二等辺三角形で,AE=BE…②
 ここで,△AEHと△BDHは∠Hが対頂角,∠E=∠D=90°で等しいので,
 △AEH∽△BDHよって∠EAH=∠EBC…③
 ①~③より1辺とその両端の角が等しいので,△AEH≡△BEC。
 これより対応する辺の長さが等しいのでAH=BC。
(2)(3)AH=4であり,(3)で求めたいHDをxと置く。すると図で●を
 含む直角三角形は全て相似になるから,
 △BDH∽△BEC∽△AEH∽△ADC
 ここで長さを埋めていくと,
 △BDHと△ADCで3:x=4+x:1 という式ができる。
 これより,x(4+x)=3 → x2+4x-3=0。x=-2+√7
  。AD=4+x=2+√7であるから,
 △ABCの面積S=4×(2+√7)×1/2=4+2√7

[6]空間図形。相似比と体積比の考え方を使う。すべての辺の長さが等しい四角すいはよく
出てくる。
(1)△ABDを考えると,BD=8√2である45°定規になっているから,高さは4√2
(2)半分の高さまで水が入っている,ということは,水が入っていない部分の小さな四角すい
 と全体の四角すいが相似で,相似比が1:2だから,体積比は1:8。
 よって全体:下側の体積比は8:7
(3)①図IIのようになったとき,底面となるEBCD:FBCG=8:7となる。よってCD:CG=8:7である
 から,CG=7
②二等辺三角形の絵を2つ書く。
 図のように△ACDと△AGFを考える。△ACDは正三角形であるから,AG=√57
 また,右の図で,AQ=√41
 これよりS=8×√41×1/2=4√41
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 1

コメント 2

めん

平成24年度のも解説アップしていただけないでしょうか。
by めん (2012-03-14 18:13) 

Matharymn

For sale secure isotretinoin tablets website free shipping http://apcialisle.com/# - п»їcialis Buy Celebrex 200mg <a href=http://apcialisle.com/#>Buy Cialis</a> Caanadian Drugs
by Matharymn (2020-03-04 19:48) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。