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平成20年度・東京都(理科)高校入試問題 [平成20年度(2008年)・理科]

平成20年度・東京都(理科)高校入試問題のダウンロードはこちらから
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/index.html

■■まとめ■■
基本的な問題です。例年出題形式が似ていますので,問題になれる必要があります。
文章は長いのですが,設問だけを読むとあっさり溶けてしまう問題が多いのも東京都
の特徴です。
★★つきはありません。万遍なく復習をしておきましょう。

■■ポイント■■
[1]小問集合。
(1)震源からの距離が遠かったとしても,震度が大きくなることもある。アの選択肢にひっか
 かってはいけない。
(2)カメはは虫類。肺呼吸で卵生で変温動物。
(3)焦点距離の2倍の位置→もとと同じ像の大きさ。
 それよりも近いと→もとより大きな像。
 それよりも遠いと→もとより小さい像 となる。
 実像の場合は,上下左右がさかさまになる,倒立実像になる。
(4)空気が上昇すると,圧力が下がるから,気温が下がる。そうすると(湿度が上がり)露点に
 達すると雲ができる。
(5)①はまだまだ溶ける。②は飽和溶液になったので,ミョウバンが出てきた。③④も結晶が
 生じた,ということは,飽和溶液になった,という証拠である。
(6)右手の法則を使う。位置Pでの方位地震の向きは右向きであり,このときコイルの左側が
 S極,右側がN極の電磁石になっている。

[2]会話文の小問集合。
(会話1)
(1)振動数が多いと音が高くなる。
(2)外部から刺激を受け取る器官を感覚器官という。一般的な刺激に対しての反応は,
 脳→せきずい→運動神経→筋肉,という経路を通る。
(会話2)
(3)自ら光輝く星を恒星という。太陽の周りを楕円軌道を描くのはすい星である。
(4)会話文を読まなくても,問題文だけで還元とわかる。

[3]地層のつくりについて
(1)このように火山灰などは遠く離れていても内容物が同じであれば,もともとは同じ層で
 あることを示すので鍵層といわれる。ビカリアは新生代の示準化石。
(2)Aは粒が丸い。この時点でたい積岩であることがわかる。これは流水作用によってできる。
 この時点でウとわかる。
(3)最も遅く沈むのは粒が細かく軽いどろ。河口付近は重く粒の大きいれき,次いで砂,
 河口から離れた沖には軽いどろがたい積する。

[4]植物のつくりとはたらき
(1)図2は細胞分裂,図3は葉緑体,図4は気孔の観察。これはエが適している。細胞の観察は
 酢酸カーミン液,または酢酸オルセイン液を用いる。
(2)この問題の選択肢の誤りの部分は,
 ア・ウ:呼吸は常に行われる。エ:呼吸と光合成は同時に行われる。
(3)だ液に含まれる酵素と同じことがわかった。このとき,糖ができる。
 糖の検出:溶液にベネジクト液を加え加熱し,赤褐色沈殿ができることを確認する。

[5]気体の発生
気体A:酸素,気体B:水素,気体C:二酸化炭素
気体D:水素,気体E:酸素 がそれぞれ発生する。
(1)ウ。アは水素,イは窒素,エは二酸化炭素の性質。
(2)密度は,単位体積あたりの重さであるから,シャボン玉の実験によって判断できる。
(3)燃料電池①水素と酸素を化合させる。
 ②クリーンエネルギーとして注目 これを押さえる。

[6]物体の運動
08tokyo_rika01.JPG
(1)力のつり合い。
 重力(=地球が台車を引く力) とばねが台車を引く
 力がつりあっている。だから,大きさ同じ,向き反対,
 一直線上に書くと,上向きの力になる。
(2)台車が斜面Aを下るときは傾きが急になったので,
 速さはどんどん速くなるのでア。これは,斜面を下ろうと
 する力が大きくなったからである。
(3)エネルギーを考えると,40cm分の位置エネルギーが運動エネルギーに変わるので,
 どの斜面でも,台車が持つ運動エネルギー(=速さ)に変化はない。
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