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平成22年度・神奈川県(理科)高校入試問題 [平成22年度(2010年)・理科]

平成22年度・神奈川県(理科)高校入試問題のダウンロードはこちらから
http://www.tokyo-np.co.jp/k-shiken/index.html

■■まとめ■■
相当簡単でした。記号で答える問題がほとんどですが,大変素直な選択肢が多いので,
しっかり学習していた生徒にとっては,ほとんど迷うことなく答えにたどりつくこと
のできる問題だったでしょう。
★★つきは今回はありません。
金星の問題が不得意な人は,この問題は典型問題ですから,しっかりやり直しをして
おきましょう。

■■ポイント■■
[1]物理小問集合。
(ア)振動数が多い→音が高い。振幅が大きい→音が大きい
(イ)直流回路では電流が同じで,並列回路では全体に流れる電流が並列のそれぞれの部分の和である。
(ウ)a・b地点では運動エネルギーが最大の状態で,c地点では位置エネルギーが最大の状態である。

[2]化学小問集合。
(ア)4が正しい。
 1.一定の割合で上がり続けない。
 2.融点は質量によって決まらない。
 3.ドライアイス(二酸化炭素)は固体から気体に直接変わる昇華性の物質である。
(イ)会話からア火力,イ原子力,ウ水力であることはわかる。
 (表)は知らなくても,読めばわかるだろう。
(ウ)4は誤り。炭酸水素ナトリウムを分解すると,二酸化炭素と水ができる。

[3]生物小問集合。
(ア)犬歯は①③で,臼歯は②④。
(イ)精子と卵は染色体の数がもとの半分である。
(ウ)アンモニアは肝臓で尿素に変わり,腎臓でこし取られる。

[4]地学小問集合。
(ア)安山岩は火山岩の一種。斑状組織は地上付近で急激に冷やされるので,結晶が大きくならない。
(イ)時代がわかる化石は示準化石。
 古生代:フズリナ・サンヨウチュウ  中生代:アンモナイト・キョウリュウ
 新生代(第3紀):ビカリア  新生代(第4期):マンモス
(ウ)霧は空気中に含まれている水蒸気が,水滴に変わったものである。気温が上昇すれば飽和水蒸気
 量が増えるので,再び水蒸気になり水滴が消える。

[5]レンズに関する問題。
少しずつ距離を離すと,円が小さくなる。光が1点に集まるところを焦点という。
表を見ると,2cm距離が長くなると
Aは1.2cmずつ小さくなるから,焦点距離は10cm,
Bは0.6cmずつ小さくなるから,焦点距離は20cm。
(ア)上記より20cm
(イ)実像が写るときは上下左右がさかさまになる。
10kanagawa01.JPG
(ウ)実験2では焦点距離の2倍の位置。実験3では焦点距離の2倍より遠い位置。
 そうすると,スクリーンは近くなり,像は小さくなる。
(エ)実像。言葉の問題。

[6]化学変化に関する問題。
(ア)フェノールフタレインはアルカリ性にのみ反応するので,塩酸を入れても無色。
 リトマス紙は青→赤が酸性である。
(イ)HCl+NaOH→H2O+NaClである。基本的な酸・アルカリの反応式である。
(ウ)水素が燃えると水ができる,という化学反応。
(エ)水酸化ナトリウムを少しずつ加えると,酸が少しずつ弱まっていく。
 中性を越えると反応が起こらなくなる。

[7]種子植物についての問題。難しいところはない。
(ア)雌花はAの位置,雄花はCの位置にできる。Bは何でもない。
(イ)図2のXは胚珠である。マツは子房に包まれていないので,
 裸子植物はスギ・マツ・イチョウ・ソテツを覚えておく。
(ウ)種子植物の定義の文章。
(エ)花粉管は柱頭につくと伸びる。

[8]金星の運動について。
よいの明星の話である。11月→1月→3月となるにつれて欠け方が大きくなり,形が大きくなっている
ので,だんだん近づいていることがわかる。
(ア)金星は岩石でできている。
(イ)全ての星は西に沈むように動く。
(ウ)1日に1回回って動くように見える運動を日周運動という。
(エ)3月15日はよいの明星であり,1か2であるが,欠けている部分が大きいことから,地球に近い。
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