平成23年度・高知県前期(理科)高校入試問題 [平成23年度(2011年)・理科]
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http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/311701/mondai.html
■■まとめ■■
全般的に簡単な問題です。素直な問題が多いですから,1問のミスが命取りになりかねませ
ん。ぜひ注意して問題に取り組んでください。
■■ポイント■■
《1》小問集合
[1](1)物体はそのままの位置や速さを保ち続けようとする性質があり,これを慣性という。
(2)壁を押す力とちょうと反対向きに台車を押す力がはたらく。これは作用・反作用の力
である。
[2]火山の形がなだらかであるのはマグマのねばりけが弱いからである。この種類の火山を
楯状火山といい,この火山の例はマウナロア,三原山,三宅島などがある。
[3](1)Aは信号を伝える神経で感覚神経という。
(2)思わず起こる運動を反射という。
[4](1)化学変化とは原子のつながりの変化のこと。
ア:溶解,ウ:再結晶,エ:融解 という変化。
(2)単体は1種類の原子からできているもの。
《2》物質の性質に関する問題
実験Iより,Aは燃えなかったので食塩と判断する。
実験IIで,Bは有機物で小麦粉,Cはあめ色とあるので,砂糖,Dは強い光を出したとあるので
マグネシウムと判断できる。
[1]ガス調節ねじを開けたのち,ねじaの空気調節ねじを開けて,青色の炎にする。
[2]BやCは有機物であり,有機物を燃焼させると,二酸化炭素が発生する。だから,石灰水
が白く濁った。
[3]上で確認したようにアが正解。
[4]固体の状態で電流を流すことができるのは,金属や炭素棒など。
《3》天気の変化に関する問題
[1]寒冷前線が通過するとき,気温が急激に下がるので,この図ではイと判断したい。
[2]寒冷前線付近では,寒気が暖気の下にもぐりこみ,暖気が無理やり押し上げられるので,
強い上昇気流ができる。
[3]寒冷前線はイ。アは温暖前線,ウは停滞前線,エは閉そく前線の図である。
[4]高気圧付近では,時計回りに風が吹き出す。
《4》細胞の観察に関する実験
[1]細胞の観察に適しているのは成長点であるウの位置。エは根冠と言って,成長点を保護す
る役割を持つ。
[2]1つ1つの細胞をばらばらにして観察しやすくする,というはたらきを持つ。
[3]この問も実験操作上の注意。答えはウ。覚えておこう。
[4]染色体は問題ないだろう。
[5]精子や卵ができる細胞分裂を減数分裂という。精子や卵は親の半分の染色体の数だからで
ある。
《5》ばねの伸びと力の大きさに関する問題
[1]グラフを読めばよい。50gのときは6cm伸びる。
[2]150g→1.5Nであるから,おもりの中心から下向きに1目盛り半ぶんの矢印を書けばよい。
[3]50gで6cmだから,75gで9cm伸びる。よって,0.75N
[4]ばねに加える力とばねの伸びは比例の関係がある。
これをフックの法則という。
[5]実験Iより,100gのおもりを引くには12cmだけばねが伸びればよい。12cmだけ引いたら,
ばねはその12cm伸びている分を保ったままおもりが引きあがることになる。
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■■まとめ■■
全般的に簡単な問題です。素直な問題が多いですから,1問のミスが命取りになりかねませ
ん。ぜひ注意して問題に取り組んでください。
■■ポイント■■
《1》小問集合
[1](1)物体はそのままの位置や速さを保ち続けようとする性質があり,これを慣性という。
(2)壁を押す力とちょうと反対向きに台車を押す力がはたらく。これは作用・反作用の力
である。
[2]火山の形がなだらかであるのはマグマのねばりけが弱いからである。この種類の火山を
楯状火山といい,この火山の例はマウナロア,三原山,三宅島などがある。
[3](1)Aは信号を伝える神経で感覚神経という。
(2)思わず起こる運動を反射という。
[4](1)化学変化とは原子のつながりの変化のこと。
ア:溶解,ウ:再結晶,エ:融解 という変化。
(2)単体は1種類の原子からできているもの。
《2》物質の性質に関する問題
実験Iより,Aは燃えなかったので食塩と判断する。
実験IIで,Bは有機物で小麦粉,Cはあめ色とあるので,砂糖,Dは強い光を出したとあるので
マグネシウムと判断できる。
[1]ガス調節ねじを開けたのち,ねじaの空気調節ねじを開けて,青色の炎にする。
[2]BやCは有機物であり,有機物を燃焼させると,二酸化炭素が発生する。だから,石灰水
が白く濁った。
[3]上で確認したようにアが正解。
[4]固体の状態で電流を流すことができるのは,金属や炭素棒など。
《3》天気の変化に関する問題
[1]寒冷前線が通過するとき,気温が急激に下がるので,この図ではイと判断したい。
[2]寒冷前線付近では,寒気が暖気の下にもぐりこみ,暖気が無理やり押し上げられるので,
強い上昇気流ができる。
[3]寒冷前線はイ。アは温暖前線,ウは停滞前線,エは閉そく前線の図である。
[4]高気圧付近では,時計回りに風が吹き出す。
《4》細胞の観察に関する実験
[1]細胞の観察に適しているのは成長点であるウの位置。エは根冠と言って,成長点を保護す
る役割を持つ。
[2]1つ1つの細胞をばらばらにして観察しやすくする,というはたらきを持つ。
[3]この問も実験操作上の注意。答えはウ。覚えておこう。
[4]染色体は問題ないだろう。
[5]精子や卵ができる細胞分裂を減数分裂という。精子や卵は親の半分の染色体の数だからで
ある。
《5》ばねの伸びと力の大きさに関する問題
[1]グラフを読めばよい。50gのときは6cm伸びる。
[2]150g→1.5Nであるから,おもりの中心から下向きに1目盛り半ぶんの矢印を書けばよい。
[3]50gで6cmだから,75gで9cm伸びる。よって,0.75N
[4]ばねに加える力とばねの伸びは比例の関係がある。
これをフックの法則という。
[5]実験Iより,100gのおもりを引くには12cmだけばねが伸びればよい。12cmだけ引いたら,
ばねはその12cm伸びている分を保ったままおもりが引きあがることになる。
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